むち打ち症とは?

こんな事はありませんか?

  • 首、肩、頭部の痛み
  • 首の痛みとその周辺(頭部、肩、腕、手など)の放散痛
  • 吐き気、嘔吐
  • 肩、腕、手などへのピリピリした神経痛
  • 首の可動制限

以上のような症状がある場合、下記のような事が考えられます。

・筋肉の損傷 ・ 靭帯の損傷 ・ 神経の圧迫、損傷 ・ 椎間板の損傷 ・骨の損傷 ・ 血管の損傷 ・ 脊髄の損傷・炎症

むち打ち症とは?

むち打ち症は、正式には「外傷性頚部症候群」や、「頚部捻挫」などといいます。

車での追突事故などの際に、首や背中に衝撃がかかり、 首がムチのようにしなることから生じるので、 むち打ち症と呼ばれています。

その怪我の度合いも、非常に軽いものから、後遺症を残すものまで様々です。

むち打ち症の起こり方

むち打ち症は首の正常な可動範囲を超えてしまうことで、首の関節の靭帯や筋肉が傷ついて、 首や背中の痛みなどが現れます。

交通事故の場合、大きく分けて正面衝突、側面衝突、追突によるものがあります。

人間の首の動きの正常範囲は、一般的に前後方向ともに60℃程度とされています。 その運動範囲以上に屈めたり(屈曲)伸びたり(伸展)した場合、首の周辺の組織 (軟部組織・・骨を囲んでいる靭帯など)が伸びたり切れたりして、むち打ちの症状がでるのです。

中でも、後方より衝突された「追突」によるものが、むち打ち症の全体の90%を占めるといわれています。