むち打ち治療の流れ

 営業時間

 当院は予約優先となりますので、ご都合の良い日に合わせてご予約ください。

ご来院時(ご連絡時)に、

  • お取扱いの保険会社ご連絡先(ご担当者名)
  • 病院受診の方は診断名

をお教えください。

*1回の施術時間は、おケガをされた状態によって変わりますが、 約30分~60分の目安になります。

診療時間外も対応いたします。ご相談ください。

問診・状態のチェック

 

問診・状態のチェック

事故の発生日時や発生状況、どこがどう痛いかなどを問診表にご記入していただきます。
そして、問診・視診・触診・各種検査法などにより詳しく症状を把握致します。

具体的には、下記の項目を問診表に記入していただきます。

  • 事故が発生した日時、状況
  • 医師の診断内容
  • ケガの症状
  • お取扱い保険会社の確認

 

触診

触診

 

怪我の状態を触って確認します。 痛み具合、腫れ、患部に熱をもっているか、機能障害があるかなどを、いくつかの検査やテストを行って調べたうえで、治療のプランを組み立てます。

 

治療の開始

治療の開始

 

症状に合わせて、電療、冷罨法、温罨法、手技療法、運動療法等の中から、治療プランを決定し、治療をします。 同時に日常生活での注意点や、できる部位のリハビリ等も行っていきます。

 

治療の終了

治療の終了

 

症状が改善されたら、治療完了です。症状の程度・個人差はありますが、3~6ヶ月程度で完治することが通常です。 保険会社に治療が完了した旨の書類を作成し送付します。 その後、保険会社よりその他の費用(立替分、交通費等)を計算してもらいます。 明細の入った示談内容書を確認し、納得がいけばサインをして完了となります。

<むち打ち治療中の治療内容について>

 むち打ち症の治療は、受傷からの時間的経過により、急性期、亜急性期、慢性期に分けて 行うのが一般的です。

 急性期(受傷~1ヶ月)

 交通事故受傷直後のむち打ち症の症状は、直ぐに出ないと思って下さい。

 激しい運動や、同じ姿勢を続ける事は避け、出来る限り頚部を安静に保ち、 必ず整形外科や接骨院などの医療機関で診察を受けましょう。

 少しずつ、首の痛みや違和感、頭痛、頭重、倦怠感などか強くなる事がありますが、 交通事故後2週間前後までには、だいたいの症状が出尽くします。

 頚部の安静と固定。 初期の安静は重要とされ、後遺症を左右するとも言われます。

 頚椎固定の期間についてですが、 包帯やカラーは原則として急性期期間中につけるのが正しいとされているものの、 具体的な期間については最近では骨傷がない限り、 3週間以上にわたって続ける事は不要と言われているようです。

 亜急性期(1~3ヶ月)

 首周りの組織が柔軟性をとりもどし修復が終わるのに8週といわれています。

 この時期が精神的に落ち込んでしまう方が多いです。

 何故なら”この痛みや症状は果たして治るのだろうか?”

 という疑問が出るからです。

 むち打ち症は必ず<波打ちながら>回復していきます。

 良くなったと思ったら、むち打ち症状が多少強く出て、またしばらく経つと痛みが治まり良くなるといった具合に、

 <行きつ戻りつ>しながら回復していきます。

 患部は冷やさず、温める事を心がけ、痛みや痺れ、違和感が弱まってきたら徐々にストレッチを開始して下さい。

 多少症状が停滞していると思えても辛抱強く治療に専念して下さい。

 この停滞感が見えないストレスになりますが”大丈夫!絶対よくなります!”

 亜急性期の治療は、運動、温熱、牽引といった物理療法が中心となります。 固定により弱化した頚部の筋肉を強化し、頚部の運動性の回復と血液の循環を改善するのが目的です。

 温熱療法としては、ホットパック、赤外線、低周波等があります。

 牽引は筋緊張が強い時は禁忌とされています。

 むち打ちの治療 首の後ろの痛みや凝り、違和感、強張り、肩、背中の痛み、腕のしびれ、頭痛、頭痛、のぼせ、 吐き気、倦怠感などが全て無くなり、その状態が安定すれば、むち打ち症は治癒したと考えられます。

 むち打ち症状が治まるのは当然ですが、その状態が安定するかどうか、注意深く観察して下さい。

 安定した状態が一定期間続けば、本当に治癒したと考えられ、後遺症を心配する必要もないでしょう。